일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かわあかり

河明り

岡本 かの子

岡本 かの子의 河明り(かわあかり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,244자 · 98화면

아오조라 문고

そのことは一目で女には判る。

娘は何か物を喰べかけていたらしく、片袖の裏で口の中のものを仕末して、自分の忍び笑いで、自然に私からも笑顔を誘い出しながら

「失礼いたしました。あの何かご用――」

そして私がちょっと河岸の洋館の方へ首を振り向けてから用向きを話そうとする、その間に私の洋傘を持ち仕事鞄を提げている、いくらか旅仕度にも取れる様子を見て取ったらしい娘は

「あ、判りました。部屋をお見せいたすのでしょう」といったが「けれども……あんな部屋」とまた云って私と向う側の貸間札のかかっている部屋の硝子扉を見較べた。私はやや失望したが、この娘に対して少しも僻んだり気おくれはしない「……あのとにかく見せて頂けないでしょうか」すると娘はまたはっきりした笑顔になり

「では、とにかく、」と云ってそこにある麻裏草履を突かけて、先に立った。

三階は後で判ったことだがこの雑貨貿易商である娘の店の若い店員たちの寝泊りにあててあり、二階の二室と地階の奥の一つ、これも貸部屋では無かった。たった一つ空いているといい、私に貸すことの出来るという部屋は、さっき私が覗いた道路向きの事務室であった。