일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はたのてい

波多野邸

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 波多野邸(はたのてい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,194자 · 45화면

아오조라 문고

カードの整理をし、まだ備えつけてない必要図書の調査をし、研究員の希望事項を訊し、その他出来るだけのことをしたい。研究所がもし高石邸へ移転するようなら、毎日そちらへ出勤したい。その代り、すっかり事務員になりきるために金額の多少を問わず、手当を支給して貰いたい……。

この最後のことを、高石老人は賞讃した。

「多少に拘らず手当を貰って、事務員として責任を持ちたいというのが、わしの気に入ったよ。無給でもよろしいというところを、千枝子さんはそうでない。あのひとならりっぱに仕事をしてくれそうだ。」

何事にも一個の見解を提出する癖のある佐竹は、皮肉な調子で言った。

「手当の金など必要でない者が、手当をほしいと言いますよ。そしてほんとに必要な者は、ほしくないような顔をしますね。」

「然しこの場合は少し違いますね。」と吉村が言った。「手当を貰うことによって責任の自覚を自分に強いるという、心構えの問題でしょう。」

そして二人の間に、近代人の逆表現と自意識とが、暫く話題となった。

その時、当の千枝子がはいって来た。話が途切れて、人々の眼がちらと彼女に注がれ、瞬間にまた外らされた。