후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
なみあらくとも
波荒くとも
小川 未明
小川 未明의 波荒くとも(なみあらくとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 5,368자 · 11화면
」と、叔母さんがいいました。
叔父さんは、足音をたてぬようにして、三郎の寝ているへやへ入りました。三畳のへやには、すみの方に吉雄の机が置いてあって、そこへ床を敷いたので、病人のまくらもとには、薬びんや、洗面器や、湯気を立たせる、火鉢などがあって足のふみ場もないのです。しかし、ここばかりは、冬とも思えぬ暖かさでありました。叔父さんは心配そうに、病人の顔をのぞきこみました。よく眠っています。
「顔色はいいようだ。これならだいじょうぶだ。」
叔父さんは、へやから出ると、こういいました。
昨日あたりから、あたたかな風が、吹きはじめました。もう春がやってくるのです。吉雄の学年試験も終わって、来月からは六年生になるのでした。三郎は、また病気がなおって、これも来月のはじめから、工場へ帰ることになりました。二人は、ここ数日間を楽しく遊ぼうと緑色の芽が萌え出た堤の上まで、出てきたのでした。