후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうもんのおおいりょうりてん
注文の多い料理店
宮沢 賢治의 注文の多い料理店(ちゅうもんのおおいりょうりてん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,269자 · 223화면
グリーンランドの成金がびっくりする程立派な蛋白石などを、二週間でさがしてやろうなんてのは、実際少し軽率だった。
どうも斯う人の居ない海岸などへ来て、つくづく夕方歩いていると東京のまちのまん中で鼻の赤い連中などを相手にして、いい加減の法螺を吹いたことが全く情けなくなっちまう。どうだ、この頁岩の陰気なこと。全くいやになっちまうな。おまけに海も暗くなったし、なかなか、流紋玻璃にも出っ会わさない。それに今夜もやっぱり野宿だ。野宿も二晩ぐらいはいいが、三晩となっちゃうんざりするな。けれども、まあ、仕方もないさ。ビスケットのあるうちは、歩いて野宿して、面白い夢でも見る分が得というもんだ。)
例の楢ノ木大学士が
衣嚢に両手を突っ込んで
少しせ中を高くして
つくづく考え込みながら
もう夕方の鼠いろの
頁岩の波に洗われる
海岸を大股に歩いていた。
全く海は暗くなり
そのほのじろい波がしらだけ
一列、何かけもののように見えたのだ。
いよいよ今日は歩いても
だめだと学士はあきらめて
ぴたっと岩に立ちどまり
しばらく黒い海面と
向うに浮ぶ腐った馬鈴薯のような雲を
眺めていたが、又ポケットから
煙草を出して火をつけた。