후리가나로 읽는 일본 고전
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りゅうせんスパイ
流線間諜
海野 十三
海野 十三의 流線間諜(りゅうせんスパイ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,982자 · 70화면
もっと深く知るためには、ボゴビ、ラザレフ岬という地名を知らねばならない。
探偵帆村荘六は、憩う遑もなく、それからまた地名辞典の頁を忙しく繰った。すると、果然あった、あった。ラザレフ岬にボゴビ町! ボゴビ町というのは、北樺太の西岸にある小さな町の名だった。ラザレフ岬というのは、間宮海峡をへだてて其の対岸にあたる沿海県の岬の名で、その間の距離は間宮海峡の中では一番狭いところだ。そしてニコライエフスクの南方約百キロの地点にあたる! この狭い海峡を距てて向いあった両地点に何が完了したというのか?
「はアて?」と帆村は頤を指先で強く圧した。これは彼の癖で、なにか六ヶ敷いことにぶつかったとき、それを解くためには是非これをやらないと智慧袋の口が開かない。
「デジネフ岬とプリンス・オヴ・ウェールス岬も、ごく狭い海峡を距てて向いあった両地点である。ところが、いま問題のボゴビとラザレフ岬も同じような地点である。これはどうしたというのか。地勢が似かよっているのは偶然なのだろうか、それともそこに深い意味があるのだろうか?」
もちろん、これは偶然の暗号ではない。共通した地勢には、共通した問題が横たわっていると考えなければならない。