일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うかぶひこうとう

浮かぶ飛行島

海野 十三

海野 十三의 浮かぶ飛行島(うかぶひこうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,009자 · 249화면

아오조라 문고

杉田はその後について店を出た。張は共楽街の大通をすたすたと歩いていった。活動写真館の小屋がある。覗屋台がある。餅みたいなものを焼いて売っている店がある。ぴーぴーじゃんじゃんやかましい楽器を鳴らしている見世物もある。すべて昨日見物に歩いたときと同じ風景だ。その間を非番の各国人が、酒に酔って、ふらふら歩いている。

一つの街角のようなところで、張は階下につづく階段を指さした。そして先に立ってことことと下りてゆく。

杉田二等水兵も、それにつづいて急な階段を下って行ったが、下りてみると、そこはごみごみした住宅街といったようなところ。むっと臭気が鼻をつく。労働者の宿泊するところらしい。

「こっちへこっちへ」

とでもいいたげに、張は指さしては、ずんずん先に立つ。一たいどこへつれてゆくのかしらないが、早く機関大尉の服を預けにきた主にあいたいものだ。その人にきけば、きっと機関大尉の消息が知れるであろう。

すると張は、一つの扉の前に立ち停った。

「ここだ。いま呼んでみるから待て」

と、でもいいたげな身ぶりをした。

荒けずりの荷物箱の板を釘でうちつけたようなお粗末な扉だ。