일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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よくそうのはなよめ

浴槽の花嫁-世界怪奇実話1

牧 逸馬

牧 逸馬의 浴槽の花嫁-世界怪奇実話1(よくそうのはなよめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,908자 · 96화면

아오조라 문고

年齢三十歳前後、身長約五フィート七インチ、肩幅広く、身体全体が四角い感じを与える。浅黒い皮膚。綺麗に鬚を剃って、敏捷な顔つきをしていた。長い黒の外套に、焦茶色フェルト帽、きびきびした早口だった。

そのきびきびした横柄な早口で、エリザベスの同伴者は、窓のむこうから言った。

「おい。そこの葡萄を半ポンドくれ。三ペンスだな。」

物価の安かったころである。

3

半ポンドの葡萄を紙袋に入れて、パッカアが差し出すと、のっぽのリッツ――エリザベス・ストライド――が、受け取った。夫婦か恋人のように、男がエリザベスの腕を取って、二人は付近の社会党倶楽部の方角へ歩き去った。この界隈で有名な、そして自分もよく知っている売春婦が、こうしてどこからか見慣れぬ男を引っ張ってきて、これからそこらの露地の暗い隅へでも隠れようとしているのだから、パッカアがいくぶん下品な興味をもってこの二人の背後を見送ったであろうことは想像し得る。この辺の下層売春婦の客は、多く隣接工業地帯からの若い労働者か、テムズの諸船渠に停泊中の船員なのだが、パッカアはその男を、そういう部類の筋肉労働者のいずれとも釈らなかった。