후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
うみにいくるひとびと
海に生くる人々
葉山 嘉樹
葉山 嘉樹의 海に生くる人々(うみにいくるひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,305자 · 321화면
彼らは、おもてからロープをおろしてもらって上がった。
彼らが、皆まだ上がり切らないうちに、コーターマスターが飛んで来た。
「伝馬はそのままにしといて、ボースンにすぐ来いって、船長が」とボースンにいって、
「オイ、ボースン、気をつけないと、まっ赤になって憤ってるぜ」
ボースンは、女房と、六人の子供が、打ち上げられた藻屑のように、ゴタゴタしている、自分の家庭のことを思い出してしまった。「こいつあしまった。行かなきゃよかった」と、彼は思った。深刻に彼は悔いた。悪いと思ってでなく、より悪いことの誘因になったことを、彼は、……頭をデッキへ打っつけたかった。……心臓がまるで肋骨の外側についてるように、彼は、動悸がした。捕まった犯罪人のように、彼は、自分の運命が決定したことを直感した。彼は、その破滅に瀕した自分の家で、疲れ衰え弱った、妻や、子供らと一緒に飢え凍えている状態を想像して、震えながら、船長の所へと行った。
彼の共犯者? たちも、霜寄りした魚のように、一つところに集まって「困った」のであった。三上だけが一人その中で、昨夜はいかにして遊んだかということを、仲間の者に発表する勇気と、発表せざるを得ない衝動とを持っていた。