일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かいじょうはつでん

海城発電

泉 鏡花

泉 鏡花의 海城発電(かいじょうはつでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,039자 · 25화면

아오조라 문고

あわれ、看護員はいかにせしぞ。

面の色は変えたれども、胸中無量の絶痛は、少しも挙動に露わさで、渠はなおよく静を保ち、おもむろにその筒服を払い、頭髪のややのびて、白き額に垂れたるを、左手にやおら掻上げつつ、卓の上に差置きたる帽を片手に取ると斉しく、粛然と身を起して、

「諸君。」

とばかり言いすてつ。

海野と軍夫と、軍夫と、軍夫と、軍夫と、軍夫の隙より、真白く細き手の指の、のびつ、屈みつ、洩れたるを、わずかに一目見たるのみ。靴音軽く歩を移して、そのまま李花に辞し去りたり。かくて五分時を経たりし後は、失望したる愛国の志士と、及びその腕力と、皆疾く室を立去りて、暗澹たる孤燈の影に、李花のなきがらぞ蒼かりける。この時までも目を放たで直立したりし黒衣の人は、濶歩坐中に動ぎ出て、燈火を仰ぎ李花に俯して、厳然として椅子に凭り、卓子に片肱附きて、眼光一閃鉛筆の尖を透し見つ。電信用紙にサラサラと、

月 日  海城発

予は目撃せり。

日本軍の中には赤十字の義務を完して、敵より感謝状を送られたる国賊あり。然れどもまた敵愾心のために清国の病婦を捉えて、犯し辱めたる愛国の軍夫あり。