후리가나로 읽는 일본 고전
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かいじょうはつでん
海城発電
泉 鏡花
泉 鏡花의 海城発電(かいじょうはつでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,039자 · 25화면
「一体、自分が通行をしておる処を、何か待伏でもなすったようでしたな。貴下方大勢で、自分を担ぐようにして、此家へ引込んだはどういうわけです。」
海野は今この反問に張合を得たりけむ、肩を揺りて気兢いかかれり。
「うむ、聞きたいことがあるからだ。心得はある。心得はあるが、まず聞くことを聞いてからのこととしよう。」
「は、それでは何か誰ぞの吩附ででもあるのですか。」
海野は傲然として、
「誰が人に頼まれるもんか。吾の了簡で吾が聞くんだ。」
看護員はそとその耳を傾けたり。
「じゃあ貴下方に、他を尋問する権利があるので?」
百人長は面を赤うし、
「囀るない!」
と一声高く、頭がちに一呵しつ。驚破と謂わば飛蒐らんず、気勢激しき軍夫等を一わたりずらりと見渡し、その眼を看護員に睨返して、
「権利は無いが、腕力じゃ!」
「え、腕力?」
看護員はひしひしとその身を擁せる浅黄の半被股引の、雨風に色褪せたる、たとえば囚徒の幽霊のごとき、数個の物体をわして、秀でたる眉を顰めつ。
「解りました。で、そのお聞きになろうというのは?」
「知れてる! 先刻から謂う通りだ。なぜ、君には国家という観念が無いのか。