일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かいていとし

海底都市

海野 十三

海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면

아오조라 문고

だから光源をもっとふやせば、影はそれに応じてふえる。影を五つも六つも持つことは、らくにやれることだ。しかし僕のように、この世に影をなげかけることの出来ないものは、影のふやしようがない。

もっとも、このことも理学的に研究を進めるなら、あるいは出来るようになるかもしれないが……。

僕たちは、ついに最後の砂をつきやぶって海底に出た。

例のなつかしい海底風景であった。

僕はカビ博士のことを念頭に思いうかべた。そこで博士の貸してくれた通信機のことをも思い出して胸のあたりをさぐってみると、ちゃんとそれがあった。これ幸いと僕はその送話器を通じて、放送をこころみた。

すると、応答があった。

「了解した。すぐそこへ迎えに行く」

という。

そういってから、五分間とかからないうちに、カビ博士は高速潜水艇メバル号に乗ってやって来た。しかもそのうしろには、メバル号よりずっと大きなりっぱな潜水艇が三隻したがっていた。

「ご苦労だったね。大いに心配していた」

と博士は潜水服姿であらわれていった。

「ひどい目にあったよ」

「そうだろう。あとから話を聞くことにしよう。……あんまり君が戻って来ないものだから、とうとう、わしは政府を動かして、この潜水艇三隻の協力を得ることになったのだ」