후리가나로 읽는 일본 고전
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かいじんべっそう
海神別荘
泉 鏡花
泉 鏡花의 海神別荘(かいじんべっそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,689자 · 46화면
私どももお待遠に存じ上げます。
公子 道中の様子を見よう、旅の様子を見よう。(闥の外に向って呼ぶ)おいおい、居間の鏡を寄越せ。(闥開く。侍女六、七、二人、赤地の錦の蔽を掛けたる大なる姿見を捧げ出づ。)
僧都も御覧。
僧都 失礼ながら。(膝行して進む。侍女等、姿見を卓子の上に据え、錦の蔽を展く。侍女等、卓子の端の一方に集る。)
公子 (姿見の面を指し、僧都を見返る)あれだ、あれだ。あの一点の光がそれだ。お前たちも見ないか。
舞台転ず。しばし暗黒、寂寞として波濤の音聞ゆ。やがて一個、花白く葉の青き蓮華燈籠、漂々として波に漾えるがごとく顕る。続いて花の赤き同じ燈籠、中空のごとき高処に出づ。また出づ、やや低し。なお見ゆ、少しく高し。その数五個になる時、累々たる波の舞台を露す。美女。毛巻島田に結う。白の振袖、綾の帯、紅の長襦袢、胸に水晶の数珠をかけ、襟に両袖を占めて、波の上に、雪のごとき竜馬に乗せらる。およそ手綱の丈を隔てて、一人下髪の女房。旅扮装。素足、小袿に褄端折りて、片手に市女笠を携え、片手に蓮華燈籠を提ぐ。第一点の燈の影はこれなり。黒潮騎士、美女の白竜馬をひしひしと囲んで両側二列を造る。