후리가나로 읽는 일본 고전
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きえたうつくしいふしぎなにじ
消えた美しい不思議なにじ
小川 未明
小川 未明의 消えた美しい不思議なにじ(きえたうつくしいふしぎなにじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 8,038자 · 16화면
また、中には苦痛にたえられないで、泣いているのもあります。中には片腕を切られ、また両脚を切断されて不具者になっているのもあります。そして今夜にも死にそうな重い病人もありました。
姉は、これらの人々を見ると、さも心からうれしそうにほほえみました。
「わたしの顔がいくら醜いといったとて、よもやこれほどではあるまい。」といって、なおあたりをさまよっていました。すると、すぐ隣には狂人を容れた病院があったのです。
その精神病院には、女や、男の白痴がうようよしていました。昼も夜も見分けがつかずに、彼らは泣いたり、わめいたり、悲しんだり、また声をたてて笑ったりしていました。そしてじっとしているものもあれば、また、たえず歩きまわっているものもありました。
これを見ると、残忍な姉は、あまりのうれしさに身震いがしたのです。
「ああ、これでいい。下界の破滅も近づいた。」といいながら、歩いていますうちに、いつしか街へ出てしまいました。
そこには、大きな建物が、ひっそりとして死んだもののように横たわっていました。姉は、右を見、左を見ていますうちに、一軒燈火のついた明るい店を見つけました。