후리가나로 읽는 일본 고전
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りんらくのこうじょのおぼえがき
淪落の皇女の覚書
久生 十蘭
久生 十蘭의 淪落の皇女の覚書(りんらくのこうじょのおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 28,649자 · 56화면
ヘッセンの王女がロシアへ嫁入するとき、自分の国からドイツ人の臣下を連れてこなかったかわり、ベルリンと密接な結びつきがあり、たえずベルリンとペテルブルグの間を往復している婦人帽子商マダム・クェルネルと称する私設のクリヤー(公用飛脚)を持っていて、独逸の全軍作戦の経過を誰よりも早く把握できる立場にあった。さして重要でない戦線の一部の動向をそれとなくラスプーチンに吹きこんでおくのは雑作のないことだったろう」(グレーデル「皇后の裏切」)
宣示はめまぐるしく降って土砂降りのようになり、ニコラスはラスプーチンをノビ(救世主)という尊称で呼ぶようになった。ラスプーチンのほうでは、皇帝をパパ、またはニキ、皇后をママまたはサンニイと呼び捨てにし、冬宮のそばのグロホワヤ街に邸宅をかまえ、霊感の訪れがあると夜中でも夜明けでも勝手に宮中へ参入するという破格の待遇を受けるようになった。
「マヌイロフの陳述」(“Interrogation de Maneilof 1917)
「ラスプーチンはまたこんなことを申しました。ママはおれのことをゼジュ・クリ(キリスト)と呼ぶんだ。このルバシカの刺繍はママが自分でやったんだ。