일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せいひんのしょ

清貧の書

林 芙美子

林 芙美子의 清貧の書(せいひんのしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,061자 · 36화면

아오조라 문고

「そんなに白っぱくれなくてもいいよ」

「君は小松与一だろう?」

「そうですよ。小松与一と云うペンキ屋で、目下上野の博覧会でもって東照宮の杉の木を日慣らし七八本は描いていますよ」

「フフン君が絵を描こうと描くまいと、そんな事はどうでもいいんだ、一応来てもらいたい」

「思想犯の方でですか?――僕は今ンところは臨時雇いで、今日行かないと、また、外の奴に取られッちまうんですがね」

「まあ、男らしく来て、一応いい開いたらいいだろう」

「何時間位かかるンですか? 長くかかるンじゃないンですか?」

落ちついたのか与一は脣を弛めて笑い出した。

「二十九日だなんて事になると厭だから、こんなもンでもお見せしましょう」

そういって押入れの中から、与一は召集令状を出して見せた。

「本当に何か人違いでしょう? 僕はこの月末はこうして、三週間兵隊に行くンですがね」

他の二ツの部屋を調べた紳士諸君も呆んやりした顔で、

「オイ、どうも人違いらしいぜ」

「そんな事はない。この男だよ、僕は確証を得ているンだ」

「そうかねえ、でもちょっとおかしいよ君、――君、この与一は雅号ではないだろうね。本名は小松世市、こう書くンだろう」