후리가나로 읽는 일본 고전
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こなんのおうぎ
湖南の扇
芥川 竜之介의 湖南の扇(こなんのおうぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,079자 · 19화면
それからビスケットを受け取った後、彼女を見守った一座を相手に早口に何かしゃべり出した。
「どうだ、通訳しようか?」
譚はテエブルに頬杖をつき、そろそろ呂律の怪しい舌にこう僕へ話しかけた。
「うん、通訳してくれ。」
「好いか? 逐語訳だよ。わたしは喜んでわたしの愛する………黄老爺の血を味わいます。………」
僕は体の震えるのを感じた。それは僕の膝を抑えた含芳の手の震えるのだった。
「あなたがたもどうかわたしのように、………あなたがたの愛する人を、………」
玉蘭は譚の言葉の中にいつかもう美しい歯にビスケットの一片を噛みはじめていた。………
* * * * *
僕は三泊の予定通り、五月十九日の午後五時頃、前と同じ江丸の甲板の欄干によりかかっていた。白壁や瓦屋根を積み上げた長沙は何か僕には無気味だった。それは次第に迫って来る暮色の影響に違いなかった。僕は葉巻を銜えたまま、何度もあの愛嬌の好い譚永年の顔を思い出した。が、譚は何の為か、僕の見送りには立たなかった。
※(「さんずい+元」、第3水準1-86-54)江丸の長沙を発したのは確か七時か七時半だった。僕は食事をすませた後、薄暗い船室の電灯の下に僕の滞在費を計算し出した。