일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こはん

湖畔

久生 十蘭

久生 十蘭의 湖畔(こはん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,180자 · 47화면

아오조라 문고

狐はされるままに立ちあがって、

「風は金波を揺がして遠く声あり、船頭、何ンぞ耐えん今夜の情か、オイ、戸外へ行くと、怖いことがあるぜえ、承知かア」

と言いながら庭へ下り、手を取合ってこッちへやってくるので、恐入って湖畔までひき退ると、狐の書生は女学生の八ツ口から手を入れて肩を抱き、縺れるように裏の林へ入って行った。

俺は玉紫陽花の咲いている叢にしゃがんで息をころしていた。考えれば考えるほど不埓な所行だから、踏込んで叱りつけてやろうと思ったが、雑輩どもに怒気を見られるのは不見識だから、一同が退散した後のことにしようと考えなおし、それまで時間を浮ヶ島の高木という弁護士の家でつぶすつもりでいくと、高木は賽ノ河原の知人のところへ碁を打ちに行っているというので、やむをえず湖畔の金波楼という料亭で不味い酒を飲みながら時を消していた。

十一時近くになったので、下司どもも退散したろうと、庭先からいきなり母屋へ行くと、退散どころか先刻にも増した大活況で、大童になって雨の坊主のと騒いでいる。これではいつまで待っていても埓が明かぬと思って、縁から座敷へ上ると、一同の狼狽ぶりは見るもあわれなくらいで、動顛して腰も立たず、雷にでも撃たれたようにその場に慴伏してしまッた。