일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こはんていじけん

湖畔亭事件

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 湖畔亭事件(こはんていじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,335자 · 137화면

아오조라 문고

湖畔亭から街道を五六町行った所に、山路に向ってそれる細い杣道があります。それを幾曲りして半里もたどると、何川の上流であるか、深い谷に出ます。谷に沿って危げな桟道が続きます。その最も危険な個所に少しばかり土崩れが出来ているのを、巡査の一人が発見したのです。

幾丈の断崖の下に、問題の三造があけに染って倒れていました。下は一面の岩です。恐らくは夕やみの桟道に足をすべらせて落ちたのでしょう。岩にはドス黒い血が気味悪く流れていました。肝心の犯人は、何の告白もせぬ内に、これが天罰でありましょうか、惨死をとげてしまったのです。

死体の懐中からは、河野がブリキ箱の中で見たという様々の贓品が発見されました。三造が逃亡の途中、不慮の死にあったことは明白です。

死体の運搬、検事達の臨検、村一杯の噂話し、一日は騒ぎの内に暮れました。三造の部屋であった、焚場も十分取調べた様です。しかし、死体焼却の痕跡については遂に何物をも発見する事が出来ませんでした。

事件は急転直下に落着したかと見えました。被害者の消失について、殺人の動機について、幾分曖昧な点があったにせよ、三造の犯行は何人も否定することは出来ません。