후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ゆなのたましい
湯女の魂
泉 鏡花
泉 鏡花의 湯女の魂(ゆなのたましい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,936자 · 55화면
「おや。」
小宮山はわざとらしく威儀を備え、
「そうだ、お前さんの名は何と云う。」
「そうだは御挨拶でございますこと、私は名も何もございませんよ。」
「いいえさ、何と云うのだ。」
「お雪さんにお聞きなさいまし、貴方は御存じでいらっしゃるんだよ、可憎しゅうございますねえ、でもあのお気の毒さまでございますこと、お雪さんは貴方、久しい間病気で臥っておりますが。」
「何、病気だい、」
「はあ、ぶらぶら病なんでございますが、このごろはまた気候が変りましたので、めっきりお弱んなすったようで、取乱しておりますけれど、貴方御用ならばちょいとお呼び申してみましょうか。」
「いえ、何、それにゃ及ばないよ。」
「あのう、きっと参りましょうよ、外ならぬ貴方様の事でございますもの。」
「どうでしょうか、此方様にも御存じはなしさ、ただ好い女だって途中で聞いて来たもんだから、どうぞ悪しからず。」
「どう致しまして、憚様。」
と言ったばかり、ちょいと言葉が途絶えましたから、小宮山は思い出したように、
「何と云うのだね、お前さんは。」
「手前は柏屋でございます。」
小宮山は苦笑を致しましたが、已む事を得ず、