일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まんかんところどころ

満韓ところどころ

夏目 漱石

夏目 漱石의 満韓ところどころ(まんかんところどころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,601자 · 148화면

아오조라 문고

何だか玄徳の乗った馬に似ている。全体騾馬というのを満洲へ来て始めて見たが、腹が太くって、背が低くって、総体が丸く逞しくって、万事邪気のないような好い動物である。橋本に騾馬の講義を聞くと、まず騾との区別から始めるので、真率な頭脳をただいたずらに混乱させるばかりだから、黙って鞍のない裸姿を眺めていた。騾馬は首を伏せてしきりに短い草を食っていた。

門の突き当りがいわゆる客間であるが、観音扉を左右に開けて這入るところなぞは御寺に似ている。中は汚ないものであった。客でも招待するときには、臨時に掃除をするのかと聞いたら、そうだと答えていた。主人に挨拶をしてまた松山を抜けたら、松の間に牛が放してあった。駅長が行く行く初茸を取った。どこから目付け出すか不思議なくらい目付け出した。橋本も余も面白半分少し探して見たが、全く駄目であった。山を下るとき、おい満洲を汽車で通ると、はなはだ不毛の地のようであるが、こうして高い所に登って見ると、沃野千里という感があるねと、橋本に話しかけたが、橋本にはそんな感がなかったと見えて、別に要領の好い返事をしなかった。余の沃野千里は全く色から割り出した感じであった。