일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まんかんところどころ

満韓ところどころ

夏目 漱石

夏目 漱石의 満韓ところどころ(まんかんところどころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,601자 · 148화면

아오조라 문고

じゃその奥座敷をちょっと拝見できますかと云うと、谷村君はさあさあと自分から席を離れて、快よく案内に立たれる。余は谷村君の後へ追いて事務室の裏へ出た。股野も食付いて出た。裏は真四角な庭になっている。無論樹も草も花も見当らない、ただの平たい場所である。そこを突き抜けた正面の座敷が応接間であった。応接間の入口は低い板間で、突当りの高い所に蒲団が敷いてある。その上に腰をかけて談判をするのだそうだが、横着な事には大きな括枕さえ備えつけてある。しかし肱を突くためか、頭を載せるためかは聞き糺して見なかった。彼等は談判をしながら阿片を飲む。でなければ煙草を吸う。その煙管は煙管と云うよりも一種の器械と評した方が好いくらいである。錫の胴に水を盛って雁首から洩れる煙がこの水の中を通って吸口まで登ってくる仕掛なのだから、慣れないうちは水を吸い上げて口中へ入れる恐れがある。一服やって御覧なさいと勧められたから、やって見たが、ごぼごぼ音がしてまるで脂を呑むような心持がした。

二階が荷主の室だと云うんで、二階へ上って見ると、なるほど室がたくさん並んでいる。その中の一つでは四人で博奕を打っていた。