일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まんかんところどころ

満韓ところどころ

夏目 漱石

夏目 漱石의 満韓ところどころ(まんかんところどころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,601자 · 148화면

아오조라 문고

窓を見ると、壁の厚さが一尺ほどあったので、始めて普通の日本家屋でないと云う事が解った。窓の高さは畳から一尺に足りないから、足をかけると厚い壁の上に乗る事ができる。女が危のうございますと云った。外を覗いたら真闇に静かであった。

女は三四人で、いずれも東京の言葉を使わなかった。田中君はわざと名古屋訛を真似て調戯っていた。女は御上手だ事とか、御上手やなとか、何とか云って賞めていた。ところが前触のスキ焼はなかなか出て来ない。酒を飲まないで、肴を突っついて手持無沙汰であった。スキ焼があらわれても、胃の加減で旨くも何ともなかった。天下に何が旨いってスキ焼ほど旨いものは無いと思うがねと田中君が云った。田中君はスキ焼の主唱者だけあって、大変食べた。傍で見ていて羨ましいほど食べた。余はしようがないから畳の上に仰向に寝ていた。すると女の一人が枕を御貸し申しましょうかと云いながら、自分の膝を余の頭の傍へ持って来た。この枕では御気に入りますまいとか何とか弁じている。結構だから、もう少しこっちの方へ出してくれと頼んで、その女の膝の上に頭を乗せて寝ていた。不思議な事に、橋本も活動の余地がないものと見えて、余と同様の真似をして、向うの方に長くなっている。