일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たきぐち

滝口

山本 周五郎

山本 周五郎의 滝口(たきぐち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,815자 · 99화면

아오조라 문고

鳴き声も覚えてしまった。

「こんどはおまえの番だって云うの」とおりうは話し続けていた、「おれはおまえのために家名も侍の面目も投げだした、こんどはおまえが自分を投げだす番だって、そして、いきなりとびかかってあたしを押し倒したわ」

おりうは抵抗しなかった。躯の力をぬき、眼をつむって、されるままになっていた。芳村伊織は溺れそうになった人間のように、激しく喘ぎながらおりうの帯を解き、着物をぬがせ下衣を剥いだ。しかし彼にはそこまでしかできなかった。裸にされた素肌に、夜風の冷たさを感じて、おりうが眼をあけてみると、芳村はすぐ脇で仰向けにのび、苦しそうに両手で胸を押えて、頭を左右に振り動かしながら呻いていた。おりうはすばやく、着物で肌を隠しながら起き直ったが、恥ずかしさと怒りで気が狂いそうになった。気が狂いそうになったというのは、その場で芳村を殺してやりたいと思い、芳村の脇差を取って抜いたのが証拠だ。

「刀ってこわいものね」おりうはぞっとしたように肩をすくめた、「――行燈の灯が刀にうつって、ぎらっと冷たく光るのを見たら、急に躯がすくんで、がたがたふるえだしてしまったわ」