후리가나로 읽는 일본 고전
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たきみのたび
滝見の旅
伊藤 左千夫
伊藤 左千夫의 滝見の旅(たきみのたび)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,937자 · 4화면
奧山の道のへに咲く草花をうらめづらしみ見せまくもとな
おぼつかなき歌なり。裏見の滝に著く。茶店に人無し。外国の婦人のまだうら若きと見ゆるが靴の上に草鞋をはき、一人は橋の上に立ち、一人は岩に腰うちかけて絵など写すめり。斯る深山に入りてみやびたるわざに心をこらす少女の心のうちを思うにいとなつかしく今迄は只いとわしき者にのみ思いし外国人の中にかかるやさしきもありけるよと心にくき事限りなし。屏風巌をめぐりて般若方等二つの滝の見ゆる処に出ず。谷を隔てて稍遠く見たるなかなかに趣深く覚ゆ。ここより五十ばかりの人道づれとなりて行く。草履をはき下駄を手に提げたり。広島の人という。三人声かけあいて登るに道けわしければ汗は滝なして降る。薄暗きに華厳の滝をのぞきつ七時過中禅寺湖畔の旅籠屋に入る。
翌朝つとめて起き出ず。快晴。山深き暁のながめ、しんしんとして物一つ動かぬ静かさは膚にしみわたりて単衣に寒さを覚えたり。日、湖の面を照す頃舟を雇うて出ず。二荒の裾山樹々の梢に鶯の今をさかりと鳴く声いとめずらし。風はそよとも吹かず、日熱からず、四方のけしきのどかに見わたさるるに
時じくに鶯鳴くも二荒のおくなる里は常春にして