일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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らどうせんせい

潤一郎ラビリンスII――マゾヒズム小説集

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 潤一郎ラビリンスII――マゾヒズム小説集(らどうせんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,093자 · 33화면

아오조라 문고

―――記者がそう思っているうちに、やがて舞台では脚光が消えて、赤、青、緑、紫、と色電気がぱっと射した。それにつれて又その蘿洞先生の首が赤、青、緑、紫に変るのが餘程奇妙な見ものであった。

だがどうもおかしい、いくら畸人であるにしても、あの北向きの書斎の中に閉じ籠っている筈の、独身者の、人間嫌いの、学者の先生が、こんな時刻に公園へ奇術を見物に来ていようとは。―――果して先生であるとしたら、此れには何か特別の目的があるのではないか。―――B新聞記者はそこは商売柄だけに好奇心を起して、舞台裏から表へ廻って、廊下から場内を窺ってみた。すると此の小屋は階下の中央に三等席があって、その両側が一段高く、特別席の椅子場になっている。問題の男は、その特別席の一番前、殆どオーケストラ・ボックスの側面の所にいるのである。蓋し此の場所は奇術のアラ捜しや女優の脛を拝むためには究竟な位置であるけれども、ちょうど以前の帝劇に於ける貴賓席の如きものだから、お客自身も甚だ人目につき易いことを覚悟しなければならぬ。おまけにその晩の特別席はガラ空きの形で、見渡したところ、くだんの男だけが一人ぽつねんと、その突角に離れ島を作っているのである。