후리가나로 읽는 일본 고전
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かやくせん
火薬船
海野 十三
海野 十三의 火薬船(かやくせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 61,552자 · 124화면
竹見は、なにもいわなかった。いっても無駄であることが、よくわかったのだ。船長ノルマンは、おもったよりすごいやつであった。一目で、平靖号の秘密をさとり、そしてそれを利用するため、その重大光景を映画にとっておいて、今それをつかおうとするのだった。
竹見は、ノルマン船長の命令どおり、つかいにいくしかなかった。
「仕方がない。じゃあ、平靖号へつかいにいくことにします」
と、わるびれずにいった。
それを聞いた船長ノルマンは、大よろこびであった。早速彼は電話器にかかって、平靖号への接近を命令した。船は、すぐさま針路をかえ、そしてスピードを高めた。そしてヤードに新しくあげた信号旗をびらびらさせながら、平靖号の方へ近づいていった。
竹見は、身軽にふなばたに立って、近づく平靖号を、じっと見下ろしていた。
船長ノルマン、なぜきゅうに、平靖号への使者を出して、雇船を申し出たのであろうか。
これより一時間ほど前、船長は秘密符号から成る電報をうけとった。その電文によると“サイゴン港で、急に貨物船を雇う必要ができたから、海上において、至急、貨物船をさがしてくれ”といういみのことがしるされてあった。