후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
つばくろ(つばくろ)
燕(つばくろ)
山本 周五郎
山本 周五郎의 燕(つばくろ)(つばくろ(つばくろ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,395자 · 52화면
「道はもっとこっちにあった」梶本は独りごとのように、うっとりと云った、「ここで裸になって、あの道をまっすぐに駆けおりて、泳ぎにいったものだ、そう」と彼は心の中で数を読んだ、「ちょうど五十年になるな」
「五十年にはならぬさ」
「いや、そうなるんだ、私は絵師になろうと決心して家をとびだした、あれが二十の年の春だからね、まる五十年になるよ」
又左衛門は喉で笑った、「梶本の強情にはかなわなかったが、家をとびだしたのは本当に絵師になるためだったのか」
「現に絵師になっているじゃないか」
梶本は湖のほうを見まもったまま、ちょっと黙っていたが、ふと唇に微笑をうかべながら振返った。
「檜垣屋の娘のことか」
「忘れてはいなかったな」と又左衛門も微笑した、「私はおそらくそうだろうと思った、ほかに気づいた者はないようだったが、私だけはそうだろうと思ったものだ」
「そうだ、そういう勘のするどさだ」と梶本が自分に頷いて云った、「私はあのころから感嘆していたものだが、佐藤にはほかの者にない勘のするどさがあった、そのうえこの藩はじまって以来、初めて最年少の城代家老になった