후리가나로 읽는 일본 고전
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ちち
父
太宰 治의 父(ちち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,298자 · 15화면
アブラハム、言ひけるは、
子よ、神みづから、いけにへの小羊を備へたまはん。
斯くして二人ともに進みゆきて、遂に山のいただきに到れり。
アブラハム、壇を築き、柴薪をならべ、その子イサクを縛りて、之を壇の柴薪の上に置せたり。
すなはち、アブラハム、手を伸べ、刀を執りて、その子を殺さんとす。
時に、ヱホバの使者、天より彼を呼びて、
アブラハムよ、
アブラハムよ、
と言へり。
彼言ふ、
われ、ここにあり。
使者の言ひけるは、
汝の手を童子より放て、
何をも彼に為すべからず、
汝はそのひとりごをも、わがために惜まざれば、われいま汝が神を畏るるを知る。
云々というような事で、イサクはどうやら父に殺されずにすんだのであるが、しかし、アブラハムは、信仰の義者たる事を示さんとして躊躇せず、愛する一人息子を殺そうとしたのである。
洋の東西を問わず、また信仰の対象の何たるかを問わず、義の世界は、哀しいものである。
佐倉宗吾郎一代記という活動写真を見たのは、私の七つか八つの頃の事であったが、私はその活動写真のうちの、宗吾郎の幽霊が悪代官をくるしめる場面と、それからもう一つ、雪の日の子わかれの場を、いまでも忘れずにいる。