후리가나로 읽는 일본 고전
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うし
牛
坂口 安吾의 牛(うし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,971자 · 25화면
「果して彼に生きる目的があるのか」
別に憎いわけではないが、あの不死身の精気がなんとなくバカバカしくて仕方がない。
冬の寒いたそがれであった。山寄りの土地だからただでも寒気がきびしいのに、カラッ風が最高潮に達して吹きまくっているから校舎は鳴動し、ストーブにいくら石炭をついでも、一陣の隙間風が吹き通ると、鋭い刃物で骨のシンまで斬られたような痛みを覚える。
カラッ風というのは地域的に毎日のように吹く風であるが、その最高潮に達したときには秒速二十メートルをこえ、ちょッとした颱風と同じぐらいの荒れ方で、腕の太さの枝をポキポキ折って吹きとばす。今がその最高潮であった。
「牛がランニングシャツ一枚で走っているから、人間も外套を着れば歩けるだろう」
緒方はこう呟いて家路についた。校庭をハスに横切ると半分以下のミチノリでわが家に達する。
彼が校庭にさしかかったとき、牛が再びラストスパートをかけてゴールに達したところであった。骨をぬかれたのか大きな図体がねじくれてよろけながらドサッと大地にめりこんだ。牛は土を吸って身もだえている。
しかし、緒方がその近くまで達したときには、牛はもう起き上っていた。