일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぎゅうにくとばれいしょ

牛肉と馬鈴薯・酒中日記

国木田 独歩

国木田 独歩의 牛肉と馬鈴薯・酒中日記(ぎゅうにくとばれいしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 54,018자 · 109화면

아오조라 문고

「どうぞ此方へ」と案内した、導かれて二階へ上ると、煖炉を熾に燃いていたので、ムッとする程温かい。煖炉の前には三人、他の三人は少し離れて椅子に寄っている。傍の卓子にウイスキーの壜が上ていてこっぷの飲み干したるもあり、注いだままのもあり、人々は可い加減に酒が廻わっていたのである。

岡本の姿を見るや竹内は起って、元気よく

「まアこれへ掛け給え」と一の椅子をすすめた。

岡本は容易に坐に就かない。見廻すとその中の五人は兼て一面識位はある人であるが、一人、色の白い中肉の品の可い紳士は未だ見識らぬ人である。竹内はそれと気がつき、

「ウン貴様は未だこの方を御存知ないだろう、紹介しましょう、この方は上村君と言って北海道炭鉱会社の社員の方です、上村君、この方は僕の極く旧い朋友で岡本君……」

と未だ言い了らぬに上村と呼ばれし紳士は快活な調子で

「ヤ、初めて……お書きになった物は常に拝見していますので……今後御懇意に……」

岡本は唯だ「どうかお心安く」と言ったぎり黙って了った。そして椅子に倚った。

「サアその先を……」と綿貫という背の低い、真黒の頬髭を生している紳士が言った。

「そうだ! 上村君、それから?」