일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くるいだこ

狂い凧

梅崎 春生

梅崎 春生의 狂い凧(くるいだこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 111,430자 · 226화면

아오조라 문고

「だんだん重くなりますねえ」

やがてつき上った餅が縁側に運ばれて来る。新しいゴザの上で、引きちぎって粉をまぶし、丸餅をこしらえる。関東のように平べったくして庖丁を入れ、四角なのをつくることはしない。すべて丸餅で、それをこさえるのが女子供の役目になっていた。その丸餅をつくるのは、栄介よりも城介の方がはるかに早かった。栄介が不器用だったわけではない。城介のつくり方が乱暴だったからである。栄介のは形がそろっているのに反し、城介の作品は大きかったり小さかったり、厚さも形も不揃いであった。どちらかと言うと母親は、栄介の方に味方した。

「何だね。も少し丁寧につくったらどうだね。栄介を見習いなさい」

すると城介はしゅんとなり、栄介は得意になって、ますます丹念に手を働かせた。しかし父親の兄の幸太郎が来ると、城介の方をほめた。

「うん。男の子は活溌につくった方がええ。どうせ口に入れば、とろけるものだ。形なんぞどうでもかまわん」

幸太郎はその頃も、つき立ての粟餅に似たふくらみを、首の根っこにぶら下げていた。福次郎は痩せて筋肉質だったが、幸太郎は小肥りにふとっている。彼は福次郎の家にやって来ても、餅つきの手伝いをすることは絶対になかった。