후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,583자 · 240화면
北海道へ行き、私はどちらかというと特殊な条件で制約されなければならないから寿はどこかすこし離れた町で、もし出来たら専門の仕事もいくらかして結婚の機会も見出そうと思う風です。
寿が三十一歳になる迄、この十何年を病気の故ばかりでない、どうにでもなるということのために却って浪費した傾だったのを、残念に思って居りました。今になってそう思いきめたとすれば、昨今の生活が教えたところが甚大であり或意味では敗北もし、そして或は却って地道になるのではないかと思います。そういう打合わせのために、八月一日に突然参りました。開成山へ来たと云ってもここへは来ず、よそに行ってわたしを呼び、咲が宿をこしらえ、そこへ弁当なんか届けるという気の毒な始末です。
そのときはっきりそういう話が出て、一緒に立とうかどうしようかということになり、わたしは先便で申上げたような順序で行くわけだから、先ずわたしがせめて一遍あなたにもお目にかかり、改めて寿は寿のこととして人に世話も頼んだ方がよいということになり、青森まで船にのる迄が大変だからそこまで送ってくれて、七八時間青森にいて水煙も立たないようなら其で安心して一旦かえり出直すと、いうことに決着いたしました。