후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ごくちゅうしょうそく
獄中消息
大杉 栄
大杉 栄의 獄中消息(ごくちゅうしょうそく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 57,149자 · 114화면
例の金網越しに路ゆく人を見ると、綿入れは袷となった。中折はパナマや麦藁となった。そしてチラホラと氷店の看板さえも見える。世はいつの間にか夏に近づいたのだね。途で四谷見附の躑躅を見た。桃散り桜散り、久しく花の色に餓えたりし僕は、ただもう恍惚として酔えるがごときうちに、馬車は遠慮なくガタガタと馳せて行った。
読書はこの頃なかなか忙がしい。まず朝はフォィエルバッハの『宗教論』を読む。アルベエル(仏国アナーキスト)の『自由恋愛論』を読む。午後はエスペラント語を専門にやる。先月は読む方ばかりであったが、こんどは、それと書く方とを半々にやる。つまらない文法の練習問題を一々真面目にやって行くなどは、監獄にでもはいって居なければとうていできぬ業だろうと思う。ただ、一人では会話ができないで困る。夕食後就寝まで二時間余りある。その間はトルストイの小説集を読んでいる。
*
この頃はノミと蚊と南京虫とが三位一体になって攻め寄せるので、大いに弱っている。僕昨日剃髪した。※(始め二重括弧、1-2-54)髪を長くのばしていたのを短かく刈ったのだ※(終わり二重括弧、1-2-55)これは旗などをかついで市中を駆けまわった前非を悔いたのだ。