후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいしょうせつてんぼう
現代小説展望
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 現代小説展望(げんだいしょうせつてんぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 35,254자 · 70화면
ただ問題は、芸術の持つその目的が如何なるものであるか、ということにある。
マルクス及びその一派の唯物弁証法は、社会のあらゆる現象を先ず経済的見地から見る。例えば芸術についても、もろもろの生産力の状態を第一に考察し、それらの生産力の状態によって決定される社会的環境を第二に考察し、それから作者及び作品に及ぶ。多少の差異はあるけれども、ラブリオラ、プレハーノフ、ブハーリン、イコーウィックなどの芸術論は、みな同じような考察の筋途を辿る。
弁証法的唯物論による資本主義のからくりの暴露と、搾取階級と被搾取階級との甄別とは、広汎な社会主義運動をまき起し、ロシヤにおいてはボルシェヴィキ革命を成就さした。
ところで、文芸に関係ある事柄として、ここに一つ断っておかなければならないのは、ロシヤの革命は根本的な社会革命ではなくて、実は権力の移転に過ぎないという一事である。十八世紀末のフランス革命は、貴族や僧侶の階級から第三階級ブールジョアジーへ権力を移転さした。恰度それと同じように、ロシヤ革命は、ブールジョアジーからプロレタリアートへ権力を移転さした。ただそれだけのことである。