후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうじょうるてん
生々流転
岡本 かの子
岡本 かの子의 生々流転(しょうじょうるてん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 297,521자 · 586화면
彼は山中での生活をあまり多く語りません。たゞこういうことをよく言います。
「いや、何が骨が折れるといって、ルンペンから乞食に陥ちるこの一線を突破するくらい骨の折れることはない」
そう言って苦笑するだけでした。
彼はわたくしの小屋の在る多那川べりとは正反対の西南の町外れの小橋の側に仲間のうちでサブリといわれる乞食小屋を慥えて住んでいます。田から多那川へ落ちる小川の際で炊事には便利であります。花田の小屋と並んでもう一つのサブリ小屋があります。町の台ガラ専門の乞食で富の一家が住んでいます。花田は曲り久手のお三のことで富ともう一人、辰巳長屋に住んでいる虎とを相手に大喧嘩をしたそうですが富とはふだんは仲好しでした。富は親の代からの乞食で、何か乞食振りに地についたものがあります。花田はそこを尊敬しているのでしょう。富は何人目かの妻を持ち、先妻の子を一人抱えています。花田が覗くと、かみさんは壁際にゆもじ一つで寝ていました。十三になる女の子に「父親はどうした」と訊くと「お通夜へ貰いに行ったい」と言いました。
わたくしは朝飯を食べたことなり昼飯貰いまでは用がありません。