후리가나로 읽는 일본 고전
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せいしまんじどもえ
生死卍巴
国枝 史郎
国枝 史郎의 生死卍巴(せいしまんじどもえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 91,598자 · 182화면
これでやるべきことが定まった。
間もなく煙りが渦巻き上り、火焔が扉へ吹きかかった。
一方醍醐弦四郎は、曠野をズンズンと潜行して、間もなく白河戸郷を巡っている、丘の一つの頂きへ着いた。
灌木の陰へ身を隠しながら、白河戸郷を見下ろした。
「これは一体どうしたんだ!」
何を弦四郎は見たのであろう? いかにも驚きに打たれたように、こう頓狂な声を上げた。
眼の下に見える白河戸郷に、一大事が起こっていたからであった。
すなわち人家や牧場や、花園や売店や居酒屋などから、老若男女子供までが、得物々々をひっさげて、盆地の中央に聳えている、真鍮の天蓋型の屋根を持った、回教寺院型の伽藍の方向へ向かって、波の蜒るように押し出して行き、その回教寺院を破壊するべく、得物々々を揮っているのであった。
で、そこから聞こえてくるものは、人の喚き声と物の破壊れる音とで、そうしてそこから見えて来るものは、砂塵と日に光る斧や槌や、鉄の棒や、鉞や刃物なのであった。
内乱が起こったと見るべきであろう。
この勢いで、時が経ったなら、白河戸郷という神域別天地は、間もなく滅亡してしまうであろう。