일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せいしまんじどもえ

生死卍巴

国枝 史郎

国枝 史郎의 生死卍巴(せいしまんじどもえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 91,598자 · 182화면

아오조라 문고

(急がなければならない、急がなければならない)

で、茅野雄は足を早めた。

こうして二里あまりも来ただろうか、峠の道が丁寧にも三つに別れた地点まで来た。

(さあ、どの道を行ったものであろうか、ちょっとこれは困ったことになったぞ)

で、茅野雄は足を止めた。

不思議な老樵夫

一本の道は少しく広く、他の二本の道は狭かった。

(城下へ通う道なのだから、相当に広い道でなければならない――この広い道がそうなんだろう。高山へ通っている道なんだろう)

こう茅野雄は考えて、その広い道へ足を入れた。

と、その時一人の老人が、狭い方の道の一本から、ノッソリと姿を現わした。かるさんを穿いて筒袖を着て、樵夫と見えて背中に薪木をしょって、黒木の杖をついていた。

「ああこれ爺ちょっと訊きたい」

茅野雄はそれと見てとって、確かめて見ようと思ったのだろう。後戻りをして声をかけた。

「高山のお城下へ参るには、この道を参ってよろしかろうかな?」

こう云って広い方の道を指した。

と、老樵夫は冠り物を取って、コツンと一つ頭をさげたが、つくづくと茅野雄の顔を見た。

「へい、高山へいらっしゃいますので」

「さよう、高山へ参る者だ。