일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いなかもの

田舎者

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 田舎者(いなかもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,181자 · 26화면

아오조라 문고

決して客席に腰を下さないのがマダムのたしなみで、つっ立ったまま、土地の商家の人たちにインテリ風な冗談をあびせてるところは、バーのマダムという言葉にしっくりはまってるのであった。

岸本は蓄音器のところへ行って、レコードを一枚一枚とりだしては、その譜名を丹念に読んでいった。あらゆるものがごっちゃにはいっていて、その錯雑さのなかで眠くなってしまった。

揺り起されて彼が眼をさました時には、バーの中は静まり返って、客はもう誰もいなかった。サチ子が眠そうな眼で笑っていた。マダムはスタンドで、眉根をよせながら伝票を調べていた。岸本は大きな長い足を引きずって「若禿」を起しにいった。何かしら腹がたって、拳固で背中をどやしつけてやると、彼はぎくりとして、川獺のような顔付をもたげた。その眼が、そして頬まで涙にぬれてるのだった。眼をさまして、またしくしく泣きだした。岸本はまた腹がたってひどくなぐりつけてやった。「若禿」は泣きやんで、唖者のように黙りこんでしまった。そして勘定を払って、ふらふらと出て行った。岸本もその後に続いた。マダムが戸口まで送ってきて、小首をかしげて見送ってくれる眼付を、岸本は背中に感じて、拳をにぎりしめながら、大地を踏み固めるような気持を足先にこめて大股に歩いた。