후리가나로 읽는 일본 고전
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こうしゅうちんぶたい
甲州鎮撫隊
国枝 史郎
国枝 史郎의 甲州鎮撫隊(こうしゅうちんぶたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,891자 · 28화면
この夜、燈火の下で、総司とお力とは、しめやかに話していた。従軍を断念したからか、総司の態度は却って沈着き、容貌なども穏やかになっていた。
「妾、あなた様から、お隠匿していただきました晩、あなた様、眠りながら、お千代、たっしゃかえ、たっしゃでいておくれと仰有いましたが、お千代様とおっしゃるお方は?」
と、お力は何気無さそうに訊いた。
「そんな寝言、云いましたかな」
と総司は俄に赧い顔をしたが、
「京都にいた頃、懇意にした娘だが……町医者の娘で……」
「ただご懇意に?」
とお力は、揶揄するような口調でいい、その癖、色気を含んだ眼で、怨ずるように総司を見た。
総司は当惑したような、狼狽したような表情をしたが、
「ただ懇意にとは?……勿論……いや、併し、どう云ったらよいか……どっちみち、私は、これ迄に、一人の女しか知らないので」
お力は思わず吹出して了った。
「まあまあそのお若さで、一人しか女を。……でもお噂によれば、新選組の方々は、壬生におられた頃は、ずいぶんその方でも……」
「いや、それは、他の諸君は……わけても隊長の近藤殿などは……土方殿などになると、近藤殿以上で。