일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうしゅうちんぶたい

甲州鎮撫隊

国枝 史郎

国枝 史郎의 甲州鎮撫隊(こうしゅうちんぶたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,891자 · 28화면

아오조라 문고

「ほいほい。……あたりやした。……だがねえ親方、こんなご時世に、金なんか持っていたって仕方ありませんね」

「何故よ」

「脱走武士なんかがやって来て、軍用金だといって、引攫って行ってしまうじゃアありませんか。……親方ア金持だというからそこんところを余程うまくやらねえと。……」

「うるせえ。仕事に精出しな」

劇しく詈合う声が聞え、太刀音が聞え、続いて女の悲鳴が聞えたのは、この日の夜であった。

沖田総司は、枕元の刀を掴み、夜具を刎退け、病で衰弱しきっている体を立上らせ、縁へ出、雨戸を窃と開けて見た。とりこにしてある沢山の植木――朴や楓が、林のように茂っている庭の向うが、往来になっていて、そこで、数人の者が斬合っていた。あッという間に一人が斬仆され、斬った身長の高い、肩幅の広い男が、次の瞬間に、右手の方へ逃げ、それを追って数人の者が、走るのが見えた。静かになった。

「浪人どもの斬合いだな」

と総司は呟き、雨戸を閉じようとした。すると足下から

「もしえ」

という女の声が聞えて来た。さすがに驚いて、総司は足下を見た。縁に寄添い、一人の女が、うずくまっていた。

「誰だ」

「は、はい、通りがかりの者でございますが……不意の斬合で……ここへ逃込みましたが……お願いでございます……どうぞ暫くお隠匿……」