일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まちのしんり

町の真理

小川 未明

小川 未明의 町の真理(まちのしんり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,120자 · 7화면

아오조라 문고

その死骸は犬ころの屍と同じく、草深い、野原のすみにうずめられてしまった。そして、その人の一生は、終わってしまったのであるが、彼の霊魂だけは、どうしても浮かばれなかったのです。

「文明だという、にぎやかな世の中へ生まれ出て、いったいどんなしあわせを受けたろう? 生きている間は、世の中のために仕事をした。死んでも形だけの葬式ひとつしてもらえなかった……これでは、犬やねこと同じであって、冥土の門もくぐれないではないか?」

霊魂は、まったく浮かばれなかったのです。りっぱなお寺へいって、お経をあげてもらい、丁寧に葬いをしてもらってから、冥土の旅につこうと思いました。

うす曇った、風の寒い日の午後のこと、この貧乏人の霊魂は、☆棺屋の前をうろついていました。

「だれか、冥土の途づれにするものはないかな。」と、人間を物色していたのです。

ここに、金持ちの老人がありました。何不足なく暮らしていました。ただ、もっと見たい、もっと知りたい、もっと味わいたいという欲望は、かずかぎりなくあったが、だんだん体力の衰えるのをどうすることもできませんでした。

寒い風の吹く中を、この老人は歩いてきました。