후리가나로 읽는 일본 고전
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がしつのことば
画室の言葉
藤島 武二
藤島 武二의 画室の言葉(がしつのことば)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,774자 · 16화면
明の皇帝から受けた殊遇を忘れず、清朝に代ってからしばしば礼を厚くして招かれたが、飽くまでも二君に仕えることを肯んぜず、清貧に甘んじて一生を終ったといわれている。学者としても聞えた人であったが、余りに奇骨稜々たる性格で、しばしば天を仰いで哭するというようなことがあり、時人が目して狂者としたというようなことも伝わっている。
とにかくそうした人であったから、この絵にもよくその気持が現われているのである。自分は明の遺臣であって今更清朝に仕えようとは思わない、自分は他日明朝が再興する日を待って身を託そうとするばかりである、という意味が自ずから窺われて、惻々とその風格に接するの思いがあるのである。私は元来新羅山人の作品が好きであるが、それは単に絵がうまいばかりでなく、常にそうした気持が画題に含まれて、そこに滾々たる興味が尽きせぬからである。
新羅山人のこの場合の感慨は、要するにその作品のエスプリである。したがってこの絵を見て、ただ柿の枝に小鳥が止っている、構図がいい、筆意がいい、というのだけでは、未だこの絵を充分に理解したとは言い得ないのである。画題の意を掬み、作者の気持と自分の気持を一つにして、始めて正しい読画ができるのである。