일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がしつだんぎ

画室談義

上村 松園

上村 松園의 画室談義(がしつだんぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,579자 · 5화면

아오조라 문고

畳数は十四あります。

明り障子とガラス障子の二枚戸にしたのは陽光の明暗強弱を適度に調節するためで、それらの三方の外には一尺幅ほどの小さい外廊が廻らしてあり、それにかたちばかりの欄干も取りつけられてあります。そこにはさまざまな植木鉢など並べて置くのに都合がよろしい。

画室の四囲には掘り池を廻らし、金魚だとか鮒、鯉の類の魚を数多く放ってあり、そのもうひとつ外側を樫の木、藤の棚、ゆすら梅、山吹きなどが囲んでいて、その間から母屋の中庭にかけては小禽たちの鳥舎、兎、鶏からさては狐小舎までが散在していて、私や松篁にとっては写生、勉強のよい対象になってくれ、また孫たちにはこよなき遊び相手になってくれています。

朝、樹立ちを洩れて陽光が惜し気もなく画室のなかへ流れこむ。どこからか野鳥が飛んで来てはゆすら梅に止まって囀りはじめる。すると籠のなかの小鳥たちもそれに和すように鳴き出す。

木々の間をぬうて歩めば掘り池に緋鯉の静寂がのぞかれる。

朝の一瞬、貧しいながらここは私にとってまったくの浄土世界です。

毎年五月の七日か八日ごろが私のところの衛生掃除に当たっている。それを区切りとして夏の暑いさかりを階下の画室で、またお盆過ぎになって文展の制作を機に二階の画室へ、これが私の上下画室の使用期になっております。