일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

がしつだんぎ

画室談義

上村 松園

上村 松園의 画室談義(がしつだんぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,579자 · 5화면

아오조라 문고

個所で、まことに心持ちよげに一刻の睡をむさぼってゆく。

ちょうど今頃の冬の季候には、猫たちにとっては実によい憩い場所であるらしい。

万年青や葵などの植木鉢が置き並べられてあるその間をはなはだ巧みにそれこそ足音ひとつさせずにやって来ては、つい先日も私が画室のガラス障子越しにそっと凝視めていることも気がつかぬらしく、愛らしい三毛と白の二匹がひっそり冬陽を受けて寝そべってぬくもっていました。

しかし時には、私が制作三昧の境にひたりきっている午後を、突然のけたたましい猫族の叫声と、目の前をサッと走るいくつかの素速い動物の巨きな影に思わずハッとなり絵筆を止めさせられることがあります。

軒下の外縁を彼女らが無断占拠するのはよいとして、それによって屋内の主人である私が時々おびやかされ制作のさまたげをされるのは、

「困った悪戯もの」

であります。

ひさしを貸して母屋まで……とつまらぬ俚諺に思いあたってつい苦笑せざるを得ません。

画室のなかは実に賑やかです。何年か前の美人下絵がいまだに隅に立っていたり、清少納言が何か、もっともらしい顔つきで私を眺めていたりする。

モデルをあまり使わない私は、夜分など壁へ自分の影を映してそれを参考にしてポーズをとるのです。