일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

とざんだんぎ

登山談義

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 登山談義(とざんだんぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,219자 · 16화면

아오조라 문고

この山の巡礼達が地図も無しに、知らぬ土地のお山へ無事に参詣して来られたことは、先達のある場合は別として、知らぬ同志では嘸困ったことだろうと思われますが、そこはよくしたもので、其道順は一定していて、昼食は何処、泊りは何処と、度重なって、最後には自然と御師の許へ辿り着くようになっていました。又各宿駅の重なる旅籠屋には、一新講、故信講、崇敬講、神風講、関東講などと書いた看板が、地方に因って講名は違いますが、一軒に少くとも三枚は必ず懸けてある家がありました。此等の講名の大部分は、其名を負う講中が泊る常宿であることを示す為に採用したもので、稍々局部的であった観があります。例えば神風講は伊勢参宮、崇敬講は多分金比羅詣の講社であったかと覚えています。一新講は一新講社とも書き、広く各地に亙った純然たる宿屋組合で未だ調べた訳ではありませんが、明治十四、五年頃に出来たものではないかと思います、この看板を掛けた宿屋が各駅に少くも一軒は有りました。

一新講の宿屋に泊ると、初旅の人には街道筋の講中の宿屋の名を載せた、三五版十枚許りを横綴にして、表紙には赤丸の中に開の字を白く抜き、其下に一新講社と書いた帳面に、泊った宿屋では其名の下に判を捺し、次に泊る可き駅の旅籠屋へ宛てた案内状(私はそれを送り状と呼んでいました)を添えて渡します