후리가나로 읽는 일본 고전
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はくとうのうた
白塔の歌
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 白塔の歌(はくとうのうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,450자 · 43화면
」
「そうです、なんにもないんです。」
黒眼鏡の青年は朗かに笑いました。
そして二人はまた、楊柳の並木にそって湖岸を歩いてゆきました。
「こんどは、用事のない時に来て下さい。御馳走しますよ。」と黒眼鏡の青年はいいました。「あの女は少々ぶざまだが、小蘇姫という気取った可愛いい奴がいますよ。家はけちでも、洋酒は北京第一で、天津にもないようなものを備えています。酔っ払う覚悟でいらっしゃい。なあに、阿片に酔うよりは、よほど健康的ですよ。だが、用件がある時は、僕の家へ来て下さい。あんなところへ来て、あれは誰だと聞かれたら、あなたも困るし、僕も困る場合が、ないとも限らない。隠れ家では、すべて身元を明るくしておく必要があるんです。」
「それでは、隠れ家の意味をなさないね。」
「そうです、あべこべになっちゃった。呂将軍の影響ですね。呂将軍のクーデタの噂が、相当に拡まっていましょう。そのため、スパイがばらまかれている。あの連中ときたら、秘密は隠れたところにばかり転ってるものと思ってますからね。秘密の方で先手をうって、明るいところへ移動したってわけですよ。あなた方も、何かやるなら、この戦術を使うんですね。