일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はくとうのうた

白塔の歌

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 白塔の歌(はくとうのうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,450자 · 43화면

아오조라 문고

荘太玄と夫人とは、やさしい笑顔で彼女に接し、彼女も心安らかな態度でありました。荘一清はちょっと挨拶をしたきり、どこかへ出て行きました。

方福山のところの宴会の話を、荘夫人が尋ねますと、柳秋雲はあの歌のことを自分からいい出しました。

「呂将軍が、芝居の歌が大変お好きだから、なにか美しいのを歌うようにと、前の日から頼まれておりました。それで私、恥しい思いを致しましたが、その仕返しに、美しい歌の代りに悲しい歌をうたってやりましたわ。」

「何をうたったんですか。」

「四郎探母の俗謡ですの。」

荘太玄は憐れみのこもった眼で彼女を眺めました。荘夫人はいたわるようにいいました。

「でも、よくそんなのを覚えていますね。」

「ふだん教わっておりますの。」

そして彼女は、歌の先生のことを話しました。――それは戯曲学校の年とった先生で、一週に一回ずつ教えに来るのでした。柳秋雲の声をひどくほめて、女優になれば必ず成功すると保証してくれました。然し彼女を戯曲学校に入れることは、陳慧君がどうしても承知しませんので、彼も諦めましたが、それからは、歌曲はその芝居を知っていなければ本当にうたえるものではないといって、稽古の時には必ず、自分でその芝居の所作をやってみせました。