후리가나로 읽는 일본 고전
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しらがこぞう
白髪小僧
杉山 萠円
杉山 萠円의 白髪小僧(しらがこぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,770자 · 194화면
を厳重に柱に縛り付けて動かぬようにして、その上に番人を二人までもつけておきました。
翌る朝になりますとまだ薄暗いうちに、青眼先生が見舞いに来ました。紅矢の両親や家の人々はもう昨夜から心配に心配を重ねて、夜通しまんじりともせずに先生が来るのを待ちかねていたところでしたから、先生の顔を見るとまるで神様がお出でになったように前後から取り付きまして、昨夜からの事をすっかり話しました。すると青眼先生はどうした訳か、見る見るうちに顔色が変って、唇がぶるぶると震えて来ましたが、やがて思わず――
「七ツの悪魔。七ツの悪魔。そんな筈はない。そんな筈はない」
と口走りました。けれども皆から、どうかしてこの紅矢の不思議な病気を助ける工夫はないかと責め立てられますと、いよいよ何だか恐ろしくて堪らなくなった様子で、歯を喰い締め眼を見張ったまま天井を睨んで立っていました。併しやがて先生はほっと一息深いため息をしながら皆の顔を見まわして申しました――
「はい、承知致しました。もし悪魔が、私の知っている悪魔で御座いましたならば、屹度退治して差上げまする。けれども私の考えではこれは悪魔の仕業ではないと思います。