후리가나로 읽는 일본 고전
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しらがこぞう
白髪小僧
杉山 萠円
杉山 萠円의 白髪小僧(しらがこぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,770자 · 194화면
青眼先生が注ぎかけた薬が身体のどこかへ触ると直ぐに、身体中の血が氷になって、寝台の上にドタリと落ちて、見る見る内にシャチコばってしまいました。
青眼先生はこれを見ると、ほっと一呼吸胸を撫で下しましたが、なおじっと気を落ち付けて動悸を鎮めて、それから死骸の傍へ寄ってよく周囲を検めて見ました。そうしていよいよ死んだという事をたしかめてから、薬瓶の仕末をして懐に入れて、又こっそりと窓から出て行きましたが、もしや今の叫び声が聞こえはしなかったかと思いながら、急いで紅矢の室に帰って見るとこは如何に! 紅矢の容態は一寸居ない間に急に悪くなって、今にも呼吸を引き取る様子です。そうして固く握り詰めた左手の拳を千切れるばかりにふりまわしながら、囈言のように切れ切れに――
「口惜しい。口惜しい。悪魔。美紅」
と云っています。
その枕元に集まって泣きながらどうなる事かと心配をしていた紅矢の両親は、青眼先生が帰って来たのを見ると一時に走り寄って――
「助けて下さい。助けて下さい。紅矢を助けて下さい」
と口々に叫びながらその袖に縋りました。
流石の病人に慣れた青眼先生も、これには驚き慌てまして、紅矢の左の手に飛び付いて、一生懸命こじ明けようとしましたが、どうして梃でも動かばこそ、かえってだんだん強く握り締めるために、拳固が紫色から黒い