후리가나로 읽는 일본 고전
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しらがこぞう
白髪小僧
杉山 萠円
杉山 萠円의 白髪小僧(しらがこぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,770자 · 194화면
どうかして妾は妾に似合ったずっと気高いお方の処へお嫁に行って、彼の絵の通りに女王になって見たいものだ。藍丸国の天子様の御妃になって、この姿をもっと美しく気高くして、国中の人達に見せびらかしたいものだ。思えばこの鏡は世界中の女の中で、妾が一番最初に自分の姿をうつしたのだから、もしかしたら妾をそういう身分にするためにここに沈んで、妾を待っていたのかもしれぬ。いや、屹度そうなのだ。それに違いない。そうだそうだと、忽ちの内に気が変りました美留藻は、最早女王になった気で腰に結んだ縄も何も解き放して、又もや鏡を覗きながら莞爾と笑ったその美しさ、物凄さ。あたりに輝いていた宝石の光りも、一時に暗くなる程で御座いました。その時に鏡の上からぬらぬらと這い降りて来て、美留藻の髪毛の中に潜り込んだ一匹の小さい蛇がありました。その蛇は身体中宝石で出来ていて、その眼は黄玉の光明を放ち、紅玉の舌をペロペロと出していましたが、この蛇が美留藻の紫色の髪毛の上に、王冠のようにとぐろを巻いて、屹と頭を擡げますと、美留藻は扨こそと胸を躍らせまして、今は彼の石神の物語の赤い鸚鵡と、鏡と、蛇の話しはいよいよ夢でなく本当に在る事で、しかも三ツ共妾が誰よりも先に見付けたのだ。